中国消費洞察オンライン〜中国ビジネスをマーケティング視点から再構築!

 

小売・流通現場 [ 2016年8月15日 ]

中国発の100円ショップ「名創優品(メイソウ)」(5)
消費者至上主義でコミュニケーション手法を工夫
供給チェーン、商品開発、出店地の選定のほか、消費者のイメージも特に重視している。販売しているのはたった10元の低価格商品だが、店舗の売り場環境には手を抜いていない。前述のように、200㎡の店舗の内装費用は約30万元前後であるが、50万元に達することもある。使用する陳列棚はルイヴィトンと同じメーカー製のものを採用......

 


 

小売・流通現場 [ 2016年8月12日 ]

中国発の100円ショップ「名創優品(メイソウ)」(4)
独自の出店戦略、中・高所得層がターゲット
メイソウが提唱する「高品質・低価格」のコンセプトが、当初予想していた低・中所得層ではなく、よりよい生活を追求する中・高所得層やホワイトカラー層により受入れられたことが判明した。中・高所得層が「ライフスタイル」の提案に強い反応を示したことから、自身のポジショニングを更に明確化し、ターゲット層を経済的に余裕のある18~35歳のホワイトカラー層に変更した......

 


 

小売・流通現場 [ 2016年8月11日 ]

中国発の100円ショップ「名創優品(メイソウ)」(3)
「ライフスタイル」関連商品がメイン、若者層に人気
各店舗に平均3,000種の商品を置き、いずれの商品も3個(SKU)以上は棚に並べないのがルール。全てを人気商品扱いとしている。最も人気が高いのはアイライナーと香水類。高価な著名ブランドの製品に比べ、圧倒的な低価格且つ高品質な点が評価されている。アイライナーを例に取ると、ロレアルと同じサプライヤーから商品を買い付けしている......

 


 

小売・流通現場 [ 2016年8月9日 ]

中国発の100円ショップ「名創優品(メイソウ)」(2)
「高品質・低価格」が中心コンセプト
また、メイソウはこの「10元」を非常に重視している。消費者の多くにとって「10元」は何ら負担を感じることなく、気軽に消費できる金額だからだ。現在1つの店舗には約3,000種の商品が置かれており、その8割は中国国内の800あまりの工場に直接注文し、購入したものだ。これら工場の多くは珠江デルタ及び長江デルタ地域に位置する輸出メーカーだ......

 


 

小売・流通現場 [ 2016年8月8日 ]

中国発の100円ショップ「名創優品(メイソウ)」(1)
高品質低価格でネットショップに対抗し大ブレイク
「名創優品」(メイソウ)は、日本の100円ショップによく似た生活雑貨専門店だ。扱う商品は日用雑貨、コスメ類、収納類、文具・ギフト、デジタル関連製品、食品など多岐にわたり、価格はほぼ全て10~29元におさえられている。なかでも10元の商品が特に多く、コンセプトは「高品質・低価格」。これまでの安売り店とは異なり、店舗は明るくシンプルにデザインされ洗練されている......

 

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