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消費者研究 [ 2018年3月2日 ]

今年の「双11」&「黒五」セールに見る中国ECの消費トレンド(6)
口コミの影響大、マイナーブランドに春の訪れ
中国人消費者が口コミを重視し、有名ブランドばかりでなく、口コミで人気の高い準メジャーブランドの優良製品も購入する傾向があることを示している。「双十一」と「黒五」の消費動向から、中国人消費者の消費昇級(アップグレード)トレンドをはっきりと読み取ることができる......

 


 

消費者研究 [ 2018年3月1日 ]

今年の「双11」&「黒五」セールに見る中国ECの消費トレンド(5)
最新型の美容機器や美容食品が大人気、日本ブランドも実力を発揮
天猫国際の統計によると、85後、80後、90後、95後、75後が今年の輸入消費の五大主力消費層であり、なかでも90後、95後の比率は全体の3割を超えた。輸入消費の若年化傾向 はより顕著になったといえる。70後、65後の二大グループも前期比での伸びが大きく、輸入消費が中年層へも広がりつつあることを示している。 人気商品としては、紙おむつや粉ミルク等の必需品のほか、日本MTG傘下の美容機器「Refa」や日立の美容機器(ハダクリエ ホット&クール)、マドンナが研究開発したスキンケアブランド「MDNA」など、新規の美容ブランドが数多く登場、高い人気を集めた......

 


 

消費者研究 [ 2018年2月26日 ]

今年の「双11」&「黒五」セールに見る中国ECの消費トレンド(4)
日系ブランドではユニクロとシャープが人気に
トップ10は上から蘇寧易購、小米(シャオミ)、栄耀(honor:華為のスマホブランド)、ハイアール、ナイキ、ユニクロ、シャープ、アディダス、林氏木業家具、美的の順となった。 日系では第6位のユニクロと、第7位のシャープがランクイン。業種別にみると、蘇寧易購は家電量販チェーン店「蘇寧」のネットショップ、小米と栄耀はスマホ、ハイアール、シャープ、美的は家電で、いずれも商品単価の比較的高いブランドだ。一方、ナイキ、ユニクロ、アディダスは比較的低価格のスポーツ・カジュアルファッションブランドながら、トップ10にランクイン。中国人消費者のこれら3ブランドに対する忠誠心と好感度の高さがうかがわれる......

 


 

消費者研究 [ 2018年2月23日 ]

今年の「双11」&「黒五」セールに見る中国ECの消費トレンド(3)
【地域間格差の拡大】こだわりの強い北京、外国好きの上海、健康マニアの広州、活力溢れる深圳
地区別で見ると、四大都市の消費者の傾向には大きな差が見られる。北京人は首都らしく生活の細部へのこだわりが非常に強い。 上海は国際化の傾向が強く、「腔調(ハイセンス)」と「前衛(アバンギャルド)」がキーワード。 広州人は健康を重視する。 深圳は生き生きとした活力に溢れ、奔放さも特徴といえる......

 


 

消費者研究 [ 2018年2月22日 ]

今年の「双11」&「黒五」セールに見る中国ECの消費トレンド(2)
【衣】キーワードは「個性化」、【食】利便性とヘルシーさ
「90後」(90年代生まれの層)が消費の主力となってくるのに伴い、ファッションの分野では「個性化」がすでにキーワードとなり、テイストの異なるアイテムを自分好みに組み合わせて、お洒落を楽しむ若者が増えている。天猫の統計によると、刺激的な視覚効果を狙い、多くの色をミックスしたファッションが若者の人気を集めている......

 


 

消費者研究 [ 2018年2月20日 ]

今年の「双11」&「黒五」セールに見る中国ECの消費トレンド(1)
中国人消費者は何を好み、何を買う?
11月。中国の電子商取引(EC)業界にとって、一年で最も重要な月といっても過言ではない。EC業界の2大セール日、「双11(独身の日:11月11日)」と「黒五(黒色周五:ブラックフライデー)」はいずれも11月の開催だ。「双11」は10年のスタート、中国EC業界の最大手・アリババ傘下の淘宝(タオバオ)と天猫(Tモール)が開催するネットセール日だったが、ここ数年は中国全土のEC企業と消費者を巻き込んだ一年に一度の“お祭り”日となっている......

 

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