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中国ビジネス最前線 [ 2014年4月11日 ]

爺茶が進出、競争激化するカフェ風茶館市場(3)
爺茶が打ち出す「ティーミルク」とは?
快楽檸檬とCoCo都可茶飲の主なターゲットは18~35歳のホワイトカラー層と学生だ。価格帯は5~10元で、最も売れるのは6元前後。爺茶はハイエンド路線で、価格帯は8~24元となる。14元前後のミルクティーシリーズがよく売れている。全体的に、1杯の値段は高いとは言えないが、利幅は大きい。CoCo都可茶飲は中国と台湾の店舗で毎月600万杯を販売するが、平均粗利益率は60~65%にも上る。……

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2014年4月4日 ]

爺茶が進出、競争激化するカフェ風茶館市場(2)
喫茶店界の「誠品書店」を目指す爺茶
 ――どのように加盟店を募集しているのですか。今年の目標も教えてください。  資金活用の効果と利益を最大化するために直営店は経営していないため、当初は加盟店向けに運営モデルを直接提示できず、宣伝がうまくいかなかった。しかしながら、我々のコンセプトとブランドのポジショニングは同業他社と異なっており、「人文」と「時尚」を強調して喫茶店界の「誠品書店」を目指すという考えが次第に浸透していった。……

 


 

中国ビジネス最前線 [ 2014年3月28日 ]

爺茶が進出、競争激化するカフェ風茶館市場(1)
進出1年で50店舗展開した台湾系の爺茶
中国のドリンクスタンドの代表格は台湾系の快楽檸檬とCoCo都可茶飲で、それぞれ中国全土に300店舗、500店舗以上を展開している。一方で追随者も多く、店舗やメニュー構成がどれも同じようなドリンクスタンドが乱立しており、競争は激しさを増している。そんな中、2013年に台湾のブランド、爺茶(GRANDPA)が進出してきた。他社とは一線を画し、「人文時尚茶館」という全く新しいコンセプトを打ち出し、わずか1年間で50店舗を展開した。……

 

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