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大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼
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大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼 [ 2024年4月17日 ]
地方都市の賃貸需要はわずか6%のみ?
6割が不動産所有(?)の地方在住「小鎮青年」
黒蟻資本(BA Capital)の「県域市場中青年消費トレンド研究」によると、県(中国の行政単位では直轄市・省、市の次にあたる)の住民のうち、60%が不動産を所有。2件以上を所有する人も5%に達しています。また30%は両親所有の不動産に住んでおり、賃貸需要はわずか6%に過ぎないようです......
大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼 [ 2024年4月10日 ]
【第615回】 単なる節約とは異なる「反向(リバース)消費」とは?
日本ブランドもレトロ感演出で勝負すべき!?
会報誌3月号では、2024年の中国マーケティングトレンドの動向を、企業、消費、テクノロジー、インフルエンサーのキーワードから洞察しました。中国で「情緒営銷」と呼ばれる、消費者の情緒に訴えかけて、精神的な満足感を演出するエモーショナル・マーケティングが重要視されつつあります。将来の先行き不透明感が増すなか、古き良き時代を思い出させながら、消費意欲を前向きにさせる手法です......
大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼 [ 2024年4月3日 ]
【第613回】 地方の若者は毎日1時間ショート動画視聴
下沈市場攻略は動画プラットフォームの活用を!
黒蟻資本(BA Capital)は「県域市場中青年消費トレンド研究」で、下沈市場にはより多様な職業機会が存在していると主張しています。例えば、「up主」と呼ばれる動画コンテンツ制作・投稿者、ライバー(ライブ動画配信者)、カメラマンなどニューメディア関連の業種。また「自由業」と呼ばれる個人経営者や起業家なども含まれます......
大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼 [ 2024年3月27日 ]
【第613回】 地方に“里帰り”する若いデジタルノマド世代
「下沈市場」と「小鎮青年」に注目すべし!
10億人を超える人口を擁し、今後の中国消費を支える巨大市場として注目を集める「下沈市場」。中国で都市の発展度合いに応じて「一線」から「五線」までランク付けされる階級のうち、三線級以下の地方都市と農村部が含まれます。下沈市場の居住者の収入と可処分所得の伸び率は、一線や二線級の大都市を大きく上回っており、ECプラットフォーム各社にとっても重要な成長源となっています......
大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼 [ 2024年3月20日 ]
【第612回】 怠けながらもこだわる若者が増加…
若者が選ぶキッチン三大神器とは?
中国調査会社の魔鏡市場が公表した「Z世代消費トレンド報告」によると、1995年から99年生まれの「95後」世代の約8割が、家事にスマート家電を利用していると回答。また家事や調理代行など外部のサービスを利用する人も75%に達しています。天猫(Tモール)では、掃除ロボットや自動窓ふき機、靴専用洗濯機、下着専用洗濯機なども売れ筋となっていますが、「若者のキッチン三大神器」と称されているものとは?......
大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼 [ 2024年3月13日 ]
【第611回】 寺院に癒やしを求める若者増…
「療癒経済」(癒しエコノミー)とは?
中国で「療癒経済」と呼ばれる癒しエコノミーが急拡大しています。中国版TikTokの抖音(ドウイン)では、「#療癒」(癒し)関連コンテンツの再生回数が30億回を突破。マインドフルネス(心霊療癒)、五音ヒーリング(五音療癒)、催眠、木魚・おりんなどの関連動画も、再生回数が1億回を超えています。小紅書(RED)でも、癒し関連の投稿が390万件を超え、紹介された関連商品は50万種に達しています......
大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼 [ 2024年3月6日 ]
【第610回】 多様化するニーズを的確につかめ!
現地パートナーとの協業がますます大切に
会報誌1&2月合併号では、2024年の中国消費トレンドを洞察しました。3年間の巣ごもり生活からようやく解き放たれ、リベンジ的な急回復が期待された中国消費ですが、全体として控えめな回復に終始していたように思えます。中国ビジネスに長らく携わってきた方々にとって、つい急成長期のころと比較してしまいがちです。「あのころは・・・」との比較においては、昨今の消費市場はどうしても見劣りしてしまうというのが実感でしょう......
大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼 [ 2024年2月28日 ]
【第609回】 身元“匿名化”で自由な発言権求める?
SNSで大量発生する「momo」(ピンク恐竜)とは?
小紅書(RED)、豆瓣(ドウバン)、知乎(ジーフー)など、中国の主要SNSアプリで、アカウント名やアイコンを「momo」と呼ばれるピンク色の恐竜に設定するユーザーが増えつつあります。momoとは元々、微信(ウィーチャット)の新規ユーザー登録時に、デフォルトで設定されるアイコンのこと。自身の写真を設定したくないユーザーに使われていたものですが、最近は登録名として、わざと使用するようになっているようです......
大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼 [ 2024年2月21日 ]
【第608回】 今日シティウォークした?
街中そぞろ歩きの「Citywalk」がブームに
「你今天Citywalk了嗎?」(今日シティウォークした?)が、一種の流行語になっています。2023年上半期以降、キャンプブームが落ち着く中、サイクリングや街歩きを意味する「シティウォーク」が、新たなアウトドア・アクティビティとして定着しました。小紅書(RED)などのSNSでは、攻略法などの情報で溢れるようになり、シティウォークはわずか数ヶ月間で一気に人気となりました......
大亀浩介の中国ビジネスコンサルタントの眼 [ 2024年2月14日 ]
他人以上、友人未満の“ゆるい”お付き合いを求める?
SNSで仲間探す「搭子(ダーズ)社交」とは?
2023年に入り、「搭子」(ダーズ)と呼ばれる社交のあり方が、若者を中心に話題となりました。一言でいうと、「他人以上、友人未満」の仲間。その場の必要性に応じて、SNS上で声を掛け合い、志を同じくする“パートナー”(仲間)を見つける。それが搭子社交の極意のようです。咖啡搭子(カフェ友)、吃飯搭子(メシ友)、拍照搭子(撮友)、旅行搭子(旅友)など、社交ニーズがあるものすべてが該当します......
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