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品質で勝負、中国のベビー・マタニティ産業(9)

再編機運高まる粉ミルク市場

2015年2月13日更新

中国の粉ミルク市場の販売シェアは地域などによって事情が異なるため体系的なものは取りにくいが、中国孕嬰童産業研究中心などがまとめたインターネット販売のデータが参考になるだろう。それによると、14年6月の市場シェアではワイス(ネスレ傘下)が18.9%でトップに立っている。2位はアボット(13.6%)、3位はフリッソ(12.9%)、4位はネスレ(10.7%)で、ここまでが10%以上だ。トップ10の中で中国系は3社のみで、外資の強さが際立っている。残念ながら日系メーカーはまだ食い込めていない。……
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