日経MJ(流通新聞)でコラム「中国&アジア商売見聞録」を隔週金曜日に掲載。上海を中心に、中国やアジアの見聞きした情報を現場目線からお伝えしています。
第65回は「「月餅」にケーキも登場」(2015年11月6日付)。旧暦8月15日は中秋節。台湾では家族や友人が集まり屋外でバーベキューを行うのが恒例行事だが、元々は一家団欒で「月餅」を食べるのが伝統的な過ごし方だ。友達同士だけでなく、企業が従業員やお得意様に月餅を配るのはこの季節に欠かせない礼儀でもある。中国では、この行事に乗じて政府関係者に燕の巣やアワビ入りの高価な月餅を贈ったり1000元単位の商品券を包むなど、「便宜を図ってもらうため」の贈答行為も日常茶飯事だった。ところが、2013年にいわゆる「倹約令」の一環で「月餅禁止令」が出され、多くの政府機関の幹部が贈り物を受け取らなくなり、高級月餅の販売は一気に下火。庶民価格化が浸透するなか、これまでとは異なる「月餅」が出始めた。それは一体…。
次回の掲載は11月20日 を予定しています。
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