中国の市場・業界・企業・商習慣を徹底調査&研究 ~ キャスト中国ビジネス「中国マーケティングEC会員コース」

 お試しIDバナー ニュースレター冊子『チャイナ・マーケット・インサイト』  メルマガ登録バナー
お問い合わせ/ご相談は
キャストコンサルティング
(東京) 03-5405-7860
(上海) +86-21-6321-3000
 service@cast-marketing.com
 お問い合わせフォームはこちら
 市場調査バナー
 大亀浩介コンサルタントインタビュー


【第233回】 リオ五輪で活躍した日中選手団
“大衆的”に変化した五輪のスター
2016年8月24日
中国じゅうが女子バレーの金メダル獲得に沸いた
中国じゅうが女子バレーの金メダル獲得に沸いた
 南米初のリオ五輪が閉幕しました。日本は連日のメダルラッシュに沸き、史上最多の41個。金メダルも12個と、前回のロンドン大会に続く大活躍でした。いよいよ次回は東京。昨今のインバウンド観光需要に加えてますます盛り上がっていくでしょう。

 今回、たまたまオリンピック期間中に日本滞在が重なりました。8月2日から約3週間。福岡、広島、東京と出張と帰省で転々としましたが、おかげさまでじっくりテレビ観戦を楽しめました。

 今回は特に最後ギリギリでの逆転による金メダルが目立ちました。体操、レスリング、バドミントン……。また、テニスに卓球、男子400mリレーなど、一昔前はメダルなど手に届かなかった競技でも好成績を収めるようになりました。“いまどき”の若い日本人選手のレベルアップと精神的タフさに脱帽します。

 8年前の北京五輪では、中国が地の利を活かし大活躍でした。巷はオリンピックの話題一色。期間中、テレビではほぼ毎日中国の金メダルラッシュで、国歌「義勇軍進行曲」が流れ、否が応でもそのメロディを覚えたものです。一方、日本選手やチームの放送はほぼゼロで、やきもきした記憶があります。

 しかし、今回のオリンピックでは中国のメダル獲得数が伸び悩みました。北京やロンドン大会では米国と互角に争うほどのメダルを獲得し、スポーツ王国の地位を不動のものにするかと思っていましたが、今回は米国と英国に次ぐ3位に甘んじました。これも恐らく中国の経済発展が一定の段階に達したことが関係しているのかもしれません。北京大会の時は、金メダルの賞金に加え、企業の広告塔として巨額のスポンサー料が得られるので一躍“お金持ち”にといった風潮がありましたが、“いまどき”の中国人選手はそれほどまでのハングリーさがないのかもしれません。

 一方で、私個人的には、日本に加え、中国の水泳自由形の孫楊選手と女子バレーを応援していました。その理由は最近人気のテレビ番組「来吧冠軍」に出演している彼(彼女)らを見たからです。世界で活躍するスター選手を招き、それぞれのスポーツを紹介しながら各種ゲームを楽しむバラエティ番組なのですが、そうした“お遊び”にも真剣に取り組む彼(彼女)らのひたむきな姿勢に、共感と親近感を覚えました。

 4年後の東京五輪に向け、すでにカウントダウンは始まっています。単に選手の活躍を紹介(報道)するだけでなく、こうしたバラエティ番組の力を借りて、より選手やチーム、さらにはその競技に対して親近感を持たせることも大切なのではと感じました。 


このページをA4版で印刷する
 前のページに戻る