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 大亀浩介コンサルタントインタビュー


【第246回】 街で見かけるオレンジ色の自転車
上海でシェア自転車が快走中!
2016年11月23日
上海の新しい移動手段となったシェア自転車の「摩拝単車(mobike)」
上海の新しい移動手段となったシェア自転車の「摩拝単車(mobike)」
 最近、上海でのちょっとした移動にシェア自転車の「摩拝単車(mobike)」を利用しています。今年の春先から上海の道端でよく見かけるようになったオレンジ色のマウンテンバイク風自転車。スマートフォン(スマホ)のアプリで付近の空き自転車を探し、目的地まで乗った後はその場で乗り捨てができる便利なサービスです。

 特に徒歩では若干距離があるがタクシーで行くにはちょっと……という微妙な距離感の移動で大活躍。操作もスマホアプリで自転車に貼られたQRコードをかざすだけで解錠でき、値段も30分1元。アカウント登録時にパスポートを手に持った顔写真とともに299元のデポジットを支払う必要がありますが、外国人でも利用が可能です。

 この自転車の存在を初めて知ったのは夏真っ盛りの頃。会食場所に友人が「mobikeで来た」と全身汗だくで現れました。その後すぐに私もトライしようと思いましたが、あまりの暑さに断念。秋の涼しさを感じ始めた10月に入り、ようやく初トライとなりました。

 初乗車の第一印象は正直「乗りづらい」でした。自転車をなるべく長期に渡り故障なしで稼動させる必要があるため、乗り心地よりも強固さが優先された結果からでしょう。例えば、サドルが低いため(高さ調整不可)膝を高くあげながらペダルを漕ぐ必要があります。また、パンクを防止するための実芯入り(空気なし)タイヤを採用しているためか、振動がもろにお尻に伝わってきます。

 実際にスマホで表示されている場所に行っても空き自転車が見当たらない(少し離れた場所に移動されている)とか、マンション(小区)や会社内に放置されて取りにいけないといったこともしばしばです。ラッシュ時には利用者が殺到し、空き自転車が残っていないというケースも多々あります。

 しかし、こうしたデメリットを差し引いても、近場の移動手段のいち選択肢として手軽に利用できるシェア自転車は画期的なサービスと言えるでしょう。自転車の乗り心地の悪さも、逆にこれまで使ってなかった筋肉を鍛えるための“いい運動”になります。いざ自転車で移動してみると、中国の道路は二輪車専用のスペースが十分取られており、自動車との接触をあまり気にせずに運行できることにも気づきました。自転車ならではの新鮮な眺めや発見もまた一興です。


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