日経MJ(流通新聞)でコラム「中国&アジア商売見聞録」を隔週金曜日に掲載。上海を中心に、中国やアジアの見聞きした情報を現場目線からお伝えしています。
第113回は「室内スキー場 建設ラッシュ」(2017年10月6日付)。中国最北部に位置する黒竜江省の省都・ハルビン。今年6月末に、不動産デベロッパー大手の万達(ワンダ)集団が「万達城」をオープンさせた。モール、遊園地、ホテルが一体となった娯楽・レジャー施設で、特に注目を集めているのが、敷地面積8万平米で世界最大規模を誇る室内スキー場だ。
モールと遊園地の間にそびえ立つ“ピアノ”のような外観の巨大建築物は、ひと昔前の「ららぽーとスキードームSSAWS(ザウス)」を彷彿とさせる。スキー場への入口はモール内に設置。値段は、2時間288元、3時間388元、終日488元で、ウェアと用具のレンタル代が含まれている。
日本ではバブルの“象徴”と目されたザウスだったが、こうした室内スキー場の建設ラッシュの運命はいかに…。
次回の掲載は2017年10月20日を予定しています。
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