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 大亀浩介コンサルタントインタビュー


【第321回】 ショート動画が一大ブームに
中国で大人気アプリの「抖音」
2018年5月16日

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会報誌4月号の巻頭特集で、いま中国の若者の間で絶大の人気を誇るミュージック動画アプリ「抖音」を取り上げました。日本でも「Tik Tok」という名で、一部若者の間で流行っていますが、中国の比ではありません。中国ではまさに一大ブームといっても過言ではないほどブレイクしています。

  この抖音、いわゆる中国で昨年あたりから流行り始めた「短視頻(ショート動画)」の類(たぐい)。最長で15秒しかない動画を、次から次へとスマートフォン(スマホ)画面を縦にスクロールさせながら、再生・視聴します。

  カテゴリ別や新着順の動画一覧もなく、アプリを立ち上げるとすぐに画面いっぱいに動画の再生が始まります。縦スクロールして次の動画に移る際も、次にどんな動画が出てくるか予測不能。次にどんな動画が出てくるか“ワクワク”しながら、自分の気に入る動画にたどり着くまでスクロールし続けるという斬新さが若者にウケているのかもしれません。

  しかし、人気の一番の理由はコンテンツの面白さでしょう。各種音楽(BGM)と絡めた表情や動き、ダンス、特撮効果など、視聴者を飽きさせない動画の数々。15秒の間で、いかに視聴者を惹きつけ、「賛(いいね)」やフォロワーを集めるかが勝負となっています。

  動画のほとんどが一般ユーザーによる投稿です。人気の芸能タレントによるものもありますが、出てくるのはごくまれ。また広告も「プロダクトプレイスメント」、つまり“広告に見えない広告”の方式が採用され、視聴者に厭きさせたり不快感を与えない仕掛けになっています。

  最近では街中でも「抖音で紹介された」商品やメニューと謳う看板をよく見かけるようになりました。観光スポットやショッピングモールなど、撮影スポットに置かれている画面の枠も、日本ではインスタグラムですが、中国はこの抖音がその座を担っています。

  20代の女性会社員も「暇さえあれば抖音を観ている。しばらくテレビ番組は観ていない」とのこと。テレビ広告やウェブサイトなど旧態依然のPR戦略では、立ち行かない時代。日本企業にもこの現状とともに、抖音が与えるインパクトについてお伝えしておかないとという思いで、調査・分析しました。

文責:コンサルタント 大亀浩介

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