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【第133回】 中国&アジア商売見聞録

動画アプリ、観光名所生む(2018年8月3日掲載)

2018年8月3日更新

日経MJ(流通新聞)コラム「中国&アジア商売見聞録」第133回「動画アプリ、観光名所生む」(2018年8月3日付) 日経MJ(流通新聞)でコラム「中国&アジア商売見聞録」を隔週金曜日に掲載。上海を中心に、中国やアジアの見聞きした情報を現場目線からお伝えしています。 

 第133回は「動画アプリ、観光名所生む」(2018年8月3日付)。中国東北部の主要都市・大連。今年に入り、市内にある「歹街」という通りが急に脚光を浴びるようになった。全長100メートル程度。歩行者だけが通れるほどの幅しかない路地裏のような小道を挟み、何軒もの飲食店が並んでいる。夏休みに入り、イカや羊肉の串焼きを片手に食べ歩きを楽しむ観光客で、連日ごった返している。

 この人気の火付け役となったのが、「抖音(ドウイン)」というミュージック動画アプリだ。日本でも「Tik Tok」の名で人気のアプリだが、最近中国の若者たちの間で大流行している。1つの動画はわずか15秒間のみ。2016年9月に正式運営をスタートした抖音。17年8月の時点で、1年も経たずに1日の動画再生回数が10億回を突破。

 抖音の動画から人気爆発したミルクティーや火鍋などが口コミで広がるなど、広告媒体としての存在感も日に日に増している。月間アクティブユーザー数は3億超、30歳以下の若者が実に全体の92%を占めている抖音。彼(彼女)らにここまで支持されている理由とは…。

 次回の掲載は2018年8月17日を予定しています。

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