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 大亀浩介コンサルタントインタビュー


【第343回】 次世代車やサービスが続々誕生
最先端を行く中国自動車市場
2018年11月7日
中国最大手のカーシェアリング「EVCARD」
中国最大手のカーシェアリング「EVCARD」
 会報誌9月号は、中国の自動車業界の「いま」に迫りました。2017年の新車販売台数が2887.9万台で、9年連続世界首位となった中国。世界最大の自動車市場をバックに、政府自らが新エネルギー車(NEV)、コネクテッドカー、自動運転など、従来の業界構造を覆すかもしれない「ゲーム・チェンジ」を主導しているかのようです。

 上海での普段の生活においても、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHV)などNEV専用の緑色をベースとしたナンバープレート車両を頻繁に見かけるようになりました。上海や北京など、抽選かつ高額(8万元程度)のナンバープレートをNEVなら“無償でいいよ”という、あからさまな販売促進策に多くの消費者が乗っかる構造になっています。

 また、タクシーに替わり、すっかりと近距離移動手段として市民権を得た感のあるシェアライドの「滴滴」も、多くの車両がNEVを採用。ナンバープレートだけでなく、燃料代やメンテナンス費用も節約できるメリットは少なくありません。

 上海の浦東空港や虹橋空港・駅の駐車場では、中国最大手のカーシェアリング「EVCARD」専用の広々とした駐車エリアを見ることができます。街中でも17年頃から頻繁に目にするようになりました。こうしたカーシェア車が採用しているのもNEVで、全体の9割にも達するとか。新しいモビリティサービスの普及も、NEVの発展に一役買っています。

 シェアライドを利用すると、日々最新の車両に乗るケースが多くあります。そうした中、最近では大型のカラータッチパネルを搭載、カーナビだけでなく微信(ウィーチャット)や音楽・動画などのエンタメ系など、まるでタブレットPCを乗っけたような車をよく見かけます。ネットにつながった車「コネクテッドカー」が日本でも注目されていますが、スマホ経済がいち早く広まった中国の方がもっと先に行っている感が多々あります。

 自動運転については、まだ日常生活で目にする機会はありません。中国の道路事情は歩行者や電動バイクなど、とっさの判断が必要とされる状況が多いと思います。しかしこれもまずは高速道路から運用をスタートし、最終的には一般道でも「自動運転専用レーン」なるものを設置して普及を進めるのではないかと勝手に推測しています。 
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