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 大亀浩介コンサルタントインタビュー


【第396回】 毎日3億人が見る巨大スマホメディア
抖音の企業公式アカウントを活用すべし!!
2019年11月27日
アリババ系ネットスーパー「盒馬」と「抖音」のコラボイベント
アリババ系ネットスーパー「盒馬」と「抖音」のコラボイベント
 毎日中国で3億人以上が見ている「抖音(ドウイン)」。単なるユーザー数ではなくデイリーのアクティブユーザー数なので驚異的な影響力と言えます。実際に中国では「二微一抖」という言葉も生まれ、微信(ウィーチャット)、微博(ウェイボ)とともに、ニューメディアマーケティングの重要なツールとして認識されています。

 抖音が公表したデータによると、現在、ユーザーの男女比は「4:6」。30歳以下が52.26%、30~40歳が38.18%なので、9割が40歳以下の若者がメイン。一線級都市のユーザーが27.32%と多く、業界平均値の10.9%を大きく上回っているようです。都市部の若者、特に女性向けに何か仕掛けたいと思っている企業にとっては、絶好のツールと言えるでしょう。

 抖音は色んな楽曲に合わせた最長15秒の動画の集まりです。当初は振り付けダンスで人気に火が付きましたが、最近ではコミカルな寸劇、旅行、ペット、グルメなどジャンルは多岐にわたっています。日本との関係では、すでに解散していたラムジの「PLANET」という曲が人気爆発となり、再結成して上海でコンサートを開いたほどです。

 “アクシデント”的に有名になることもあるのですが、もちろん戦略的にマーケティングに活用している企業も多々あります。広告や「#挑戦賽(コンペ)」と呼ばれるユーザー参加型企画、網紅や達人といったインフルエンサーとの提携など、新製品のリリースやブランディングにかなりの効果が見込めます。

 特に企業向けの公式アカウントとして、2018年6月1日から「企業藍V認証」が導入されました。動画の投稿やユーザーとの交流のほか、データ観測やフォロワー管理なども可能で、トラフィックも無制限に。ショッピングカート機能の追加や微信上で動く小程序(ミニプログラム)との連動など、抖音でのマーケティングに興味のある企業は、すぐにも藍V認証の取得を検討すべきです。(※会報誌では取得条件や方法について紹介しています。)

 抖音上で短時間内に数十万から数百万のフォロワーを得たアカウントも少なくありません。企業規模の大小を問わず、企画力やアイデア一つで「網紅(ワンホン)」になる可能性を秘めた抖音。日本からでも投稿できるわけですから、ぜひともチャレンジしていただきたいと思います。
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