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 大亀浩介コンサルタントインタビュー


【第405回】 中国にいないことが事態収束への貢献に!!
まずは身の安全を第一に考えましょう!!
2020年2月5日
なるべく人混みを避け、我が身を守ることを第一に!!
なるべく人混みを避け、我が身を守ることを第一に!!
 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が続いています。春節休暇は2月2日までとなっていますが、多くの都市で一般企業に対して2月9日まで出勤を自粛するよう要請が出ているので、自宅勤務されている人も多いでしょう。

 ネット上で見た情報ですが、ウイルスは直径約100ナノメートルの細かさで、くしゃみや咳だけでなく、会話時に飛んできた唾液の飛沫に接触すると、潜伏期を経て発症するとのこと。ただ2メートルくらい距離が離れていれば、飛沫による感染はほぼないようなので、人混みや混雑している公共交通機関はなるべく避けるのが最善の自衛策だそうです。手洗いとマスク着用とともに、ご留意下さい。

 今回の新型肺炎は経済にも大きな被害を与えそうです。個人レベルで恐縮ですが、春節(旧正月)明け後のアポはすべてキャンセル。3月以降の予定も、日本への出張含め、現時点では何ら計画できない状況です。

 上海自宅の同じマンション区(小区)に住む友人の話では、近所の日系スーパーは春節休暇期間中も開店しており、食材もほぼ通常通りの品揃え。外売(出前)もオープンしているお店は少ないながら、宅配してくれているとのこと。

 一方で、上海に戻った友人によると、出勤自体は政府からの要請に従い、2月10日からとしているが、小区の居民委員会から戻ってから7日または14日間は自宅待機するよう別途要請されたとも耳にしています。この要請は小区ごとでまちまちのようですが、その可能性があることはあらかじめ留意しておくべきでしょう。

 一部企業では、派遣社員の家族を会社負担で帰国させるよう命令が出ているようで、本人も含まれるケースもあるようです。現地の社員がいる以上、「はい、わかりました」と簡単にいけないでしょうが、まずは我が身を守ることを第一に考えていただければと思います。

 今回の一番の問題は、治療可能なキャパを大幅に超える数の患者がいることで、適切に治療すれば死者数も減らせるとの情報もあります。またこうした状況の中、単に風邪など体調を崩した場合にも病院に行けないというケースも考えられます。

 日本の「働き方改革」ではないですが、当面、社員は全員自宅勤務させ、日本にいる人たちは不要不急でない場合、中国に一旦戻らないことも検討すべきでしょう。(工場などでは難しいかもしれませんが…)

 上海市衛生局からも外出を避けるとともに、ネット通販や出前も控えましょうといった注意喚起のショートメッセージが毎日届きます。実際に多くの宅配員が実家から上海に戻ってこれず、荷物が倉庫でパンク状態になっているとも。中国にいないことも、今回の事態収束に向けての間接的な貢献になるかもしれません。
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