2014年、中国経済は調整期に入ったと言える。マクロ経済と連動しやすい不動産業界も低迷している。14年の不動産開発投資額は前年比9.3%減の9兆5036億元、不動産新規開発面積は同10.7%減の17億9592万平方メートル、開発用土地購入面積は同14%減の3億3383万平方メートルといずれも減少した。販売面でも、面積ベースで7.6%減少、金額ベースでは6.3%減少と不調だった。
斬新なデザインのモールも増えている
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米国のエンジニアリング関係の専門誌「ENR」が14年に発表した「建築設計事務所トップ150」によると、上海現代建築設計(集団)は58位にランクイン。中国系の中では常に上位3社に入っている。ライバルは、中国建築設計研究院、北京市建築設計研究院、同済大学建筑設計研究院、CCDI設計集団などだ。
当研究院は中国国内外のリソース統合能力と設計請負管理能力を兼ね備えている。国金中心、武漢中心、中央電視台、南京紫峰大厦などの高層ビルからホテル、交通インフラ、オフィスビル、コンベンションセンター、劇場などを手掛けてきた。世博中心、世博文化中心、虹橋総合交通ハブ、武漢中心、中国博覧会会展などはデザイン全てを手掛けた「自主ブランド」プロジェクトだ。(続)
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