中国の外食産業が拡大中だ。所得の向上とライフスタイルの変化、都市化の進展に伴い、レストランやカフェ、ファストフードで飲食を楽しむ市民が増えている。ショッピングモールもレストランゾーンへの注力を強めている。
外食残業の競争は激しい
|
食費に占める外食支出比率は緩やかに上昇してきた。13年の値は23.2%。これは18年までに26.5%まで上昇する見通しだ。
中国のレストランは大きく四つの形態に分けられる。まずは正統派の「レストラン」で、市場規模全体の59%を占める(13年時点)。次に「カジュアルレストラン」が挙げられるが、市場規模で言うと10.5%で第3位。この2形態に割って入るのが「ファストフード」だ。シェアは21.4%で、「一般ファストフード」と「ファストフード・カジュアルレストラン」に分けられる。グラフからも分かるように、このファストフードとカジュアルレストランの形態がシェアを拡大しつつある。(続)
Copyright (C) CAST Consulting Co., Ltd. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
本資料に関する著作権は弊社又は弊社に所属する作成者に属するものであり、本資料の無断引用、無断変更、転写又は複写は固くお断りいたします。
▶ 前のページに戻る |