新エネルギー車の発展トレンド
純電動SUVがブーム |
動力バッテリー、回収に商機?
中国で新エネルギー車の保有台数が急増するのに伴い、動力バッテリーの回収と再利用の重要性が高まっている。その背景として、2018年は初期の動力バッテリーの交換期と重なるため、新エネルギー車の動力バッテリーの回収業務が大きなビジネスチャンスとして注目されている。
18年3月には、上海汽車(上汽)集団と寧德時代(CALT)が戦略提携の備忘録に署名。双方が協力して動力バッテリーの回収と再利用に取り組むことを表明している。
カーシェアリング分野への参入
現在、カーシェアリング市場での参入プレイヤーは、自動車メーカー、レンタカー、インターネット企業、充電スタンド運営企業などが主体となっている。なかでも主導的地位にいるのがインターネット企業と自動車メーカーだ。
新エネルギー車のクレジット政策を背景に、自動車メーカー各社では在庫圧力が高まりつつある。カーシェアリング領域に積極的に乗り出すことで、在庫の解消を図ろうとするのは、一つの有意義な経営判断とも言えるだろう。18年には、同領域に参入する新エネルギー車はさらに増加するだろうと業界内で目されている。
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