市場調査会社のアイ・リサーチのまとめによると、中国の2013年4~6月期のネットショッピング市場において、プラットフォーム型のB2Cシェアは天猫(Tモール)が50.8%で圧倒的だった。2位の京東商場(17.1%)に大差をつけ、1人勝ち状態はまだまだ続いている。以下、騰訊B2Cが5.6%、蘇寧易購が5.0%、アマゾン中国が2.2%、唯品会が2.0%、国美電商が1.9%と続く。
自社サイト運営型のB2Cシェアでは京東商場が43.9%でトップに立っている。以下、蘇寧易購が12.9%、アマゾン中国が5.5%、易訊網が5.4%、唯品会が5.1%、当当網が4.6%と続く。上位9社で全体シェアの86.8%を占めており、市場寡占化がさらに強まっている。各社は低価格競争を仕掛けているが、価格を引き下げることは目的ではなく、最終的な狙いは消費者の消費能力をさらに刺激することにある。(了)
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