④「自分撮り」のニーズ増、画像加工アプリが人気
中国の微博や微信を覗くと、自分自身を撮った写真や動画の投稿をこれでもかというくらい目にすることができる。惜しげもなく自分のベストショットをアップし、ネット上の反応を楽しみにしているのである。「記念」という意味では、日本で一世を風靡したプリクラなどに通じるものがあるが、それを公開して拡散するのは90後ならではの行為と言えよう。自身を表現したい「自分大好き人間」が多いのもこの世代の特徴である。
ただ、見栄も忘れてはいない。ありのままの自分だけでなく、できるだけ「盛って」みたい――。写真写りを良くする天天P図や美顔相機などの画像加工アプリが人気なのもこのような気持ちがあってのことだろう。「自分撮り」専用のデジカメが人気なのも不思議ではない。
⑤ブランド志向は健在、落ち着いたスタイルに高評価
中国人のブランド志向は日に日に強くなるが、90後もその例に漏れない。ただ、何も高級な著名ブランドならば何でも良いというわけではない。
コンビニでは日系の人気が高い
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