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90後の消費スタイルと最新トレンドを探る(6)
手作りブレスレットが人気
2014年9月4日
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アニメ関連製品は若者の支持を集める
 パーソナルケア用品については、男性はそれほどこだわりはなく、家族が使用しているものをそのまま使う。女性はブランドを重視。資生堂やシュワルツコフなど海外ブランドがファーストチョイスだ。ワトソンズなどドラッグストアでの購入頻度が高い。

 90後の間で流行しているのは手作りのブレスレット。天然石、パール、ビーズなどを好きなように組み合わせられ、個性が出やすいのが人気の理由だ。また、シンプルな家具や和風食器も女性陣を中心に注目されている。類似商品はネット通販サイトで多く販売されており、価格も高くなく、生活に味わいを与えてくれる。コンビニが行うポイント収集によるプレゼントキャンペーンでは、リラックマなどのカワイイ系が人気。この傾向は世界どこでも変わらないようだ。

90後の代表的な消費スタイル

学生

社会人

◇直近半年内に買った一番高い物は、自分の趣味向けとブランド品に二分される。具体的には、PC関連製品(マウスやキーボードなどのセット。5400元)、アニメ関連のベッドシーツ(3500元)、ナイキ製の限定版シューズ(1769元)、グッチのバッグ(9000元)、プラダの財布(3000元)など。

◇向こう半年間では、エンターテインメントや旅行向け支出が大きくなるとの声が聞かれた。アニメのカプセルトイ、限定版シューズ、海外旅行など。

◇パーソナルケア用品は、多くの男性は家の者と同じ製品を使用。ただ、「リンクス」のボディソープ、「クリア」のシャンプーなど男性専用品も注目している。

◇直近半年内に買った一番高い物は、時計・アクセサリーやIT製品が多い。Tissotの腕時計、プラチナ製ネックレス、一眼レフカメラ、Hi-FiAV製品など。価格は30006000元前後。


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