中国消費洞察オンライン〜中国ビジネスをマーケティング視点から再構築!

 

消費者研究 [ 2016年4月14日 ]

中国消費市場:15年の総括と16年の動向予測(14)
インバウンドからアウトバウンドへ
日本のメディアでは株価下落や中国経済減速、さらには人民元安により、中国からの訪日旅行者のインバウンド消費が控えめになってきているという論調だ。またリピーター客の割合が増えてきていることから、モノよりもコト(体験)重視へとシフトしつつあるともいう......

 


 

消費者研究 [ 2016年4月12日 ]

中国消費市場:15年の総括と16年の動向予測(13)
O2Oモデルは日系企業のチャンス
2016年の消費予想に鑑みると、日本企業や日本製品には大きな可能性があると言えるだろう。O2Oモデルに関しては、現在市場に日本式サービスを売り物にした商品はほとんどない。引っ越しサービスや家事サービス、自動車の修理や中古車販売等はニッチな市場だ。女性の消費や健康意識の高まりといった風潮に関しても、日本が得意とする分野だ......

 


 

消費者研究 [ 2016年4月11日 ]

中国消費市場:15年の総括と16年の動向予測(12)
奢侈品の価格差が縮小、消費は回復の期待
2015年の中国奢侈品市場の総売上は1,130億元で、前年比2%減で、前年の1%減をさらに下回った。中国政府による反腐敗政策の影響が継続し、ビジネス上の贈答品消費は大幅に減少、なかでも男性用品市場の落ち込みが最も激しい。腕時計と男性用衣料の売上の減少幅はそれぞれ10%と12%で、贈答品消費の多い華北、東北地方の減少幅も大きい......

 


 

消費者研究 [ 2016年4月8日 ]

中国消費市場:15年の総括と16年の動向予測(11)
一人っ子政策全面廃止によりベビー・マタニティ市場に機会到来
昨年最も注目を集めた政策と言えば、一人っ子政策の廃止だ。第二子の出産が可能になることにより、新生児の数は毎年100~200万人増加することが予想されている。高齢化問題が緩和されるだけでなく、中国経済への刺激効果にも期待が集まっている......

 


 

消費者研究 [ 2016年4月7日 ]

中国消費市場:15年の総括と16年の動向予測(10)
実店舗は体験型・O2Oにシフト
ネット通販の台頭に対抗するべく、実店舗では様々な方向転換の試みが行われている。ショッピングモールではレストラン、娯楽、キッズ関連の体験型施設が増加し、服や小物の販売店は減少する傾向にある。万達広場を例にとると、2014年から業種転換に着手しており、万達百貨は縮小や閉店、2階以上の専門店フロアについては、以前はショップ・レストラン・娯楽施設の比率が52:18:30であったのを、1:1:1に調整した......

 


 

消費者研究 [ 2016年4月5日 ]

中国消費市場:15年の総括と16年の動向予測(9)
ネット通販の普及による実店舗の危機
ネット通販の急速な発展の影で、実店舗の売上は大きく打撃を受けている。百貨店の例を挙げると、中国市場参入から久しく、中国における外資系百貨店第一号でもあったマレーシア系「百盛(Parkson)」グループは衰退の一途を辿った一例だろう。2010年以前、百盛は中国国内でトップの売上を誇る外資系百貨店であり、ブランド進出の際のファーストチョイスであった。しかし2012年以降、北京東四環店や天津店を含む8店が閉店に追い込まれ、売上も3年連続で減少を続けている......

 


 

消費者研究 [ 2016年4月4日 ]

中国消費市場:15年の総括と16年の動向予測(8)
輸入食品及び生鮮食品がネットショッピングの新しい人気分野に
ネット上で販売される食品の中でも特に成長の可能性を秘めているのは輸入食品と生鮮食品だろう。ネット上で野菜や果物、海産物や肉類を購入する人は増加の一途を辿っている。コストパフォーマンス、利便性、及び品物の豊富さが消費者をネット購入に走らせる三大要因だ。現在生鮮食品の売上はオンライン全体の約1%に過ぎないが、過去3年間で多くのネット通販企業の主要業務の1つになりつつあり、売上も大きく伸び続けている……

 


 

消費者研究 [ 2016年4月1日 ]

中国消費市場:15年の総括と16年の動向予測(7)
越境ECで日本製品は大人気
天猫国際のランキングによると、海外通販の人気国はアメリカ、日本、韓国、ドイツ、オーストラリアの順であった。星図数据の統計でもアメリカが最も人気の輸入先で、全体の2割を占めた。次いで日本、ドイツ、韓国がそれぞれ10%を超えた。日本製品の人気は高く、円安の影響を受けて日本旅行に出かける人の数が増えた結果、商品に関する情報もより充実且つ多元化しつつある......

 


 

消費者研究 [ 2016年3月31日 ]

中国消費市場:15年の総括と16年の動向予測(6)
越境ネット通販の飛躍的成長
中国政府による政策の下、越境ネット通販がネット小売市場の新たな成長ポイントとなるだろう。商務部のデータによると、2015年の越境ネット通販は3割増加した。現在国内の越境ネット通販プラットフォーム企業は5,000社を超え、20万社以上の企業が出店している……

 


 

消費者研究 [ 2016年3月29日 ]

中国消費市場:15年の総括と16年の動向予測(5)
ネット通販の盛況は継続、主役はモバイル
CNNIC(中国互聯網絡信息中心)の統計によると、2015年12月現在、中国のネットショッピング人口は4.13億人に達し、その増加率は14.3%である。携帯電話でのネットショッピング使用率は42.4%から54.8%に増加し、過半数を超えた。「双十一」の各社の統計データによると、天猫はWiFi(無線LAN)上での売上が626.42億元で、全体の68.67%を占めた......

 

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